ベルカ陸軍A「上からの命令がない? 少将殿はどこへ行った? 誰か見た者はいないか?」
……
ベルカ陸軍B「少将を探せ! 誰でもいい、見た者はいないか!?」
チカコ「大将じゃなくて少将を探しているのね?」
ベルカ陸軍B「その通りだ」
……
ベルカ陸軍B「目撃情報が入りました!」
ベルカ陸軍A「ヘリの発着場で少将を?」
チカコ「あたし見たわよ。確かに、どら猫に乗っておしゃぶりをくわえた生意気な赤ん坊がヘリの発着場にいたのを……」
ベルカ陸軍A「……」
ベルカ陸軍B「……」
ベルカ陸軍A「はっ、そうか。少将殿はいつものクセで、赤ちゃんプレイのコスプレを……」
ベルカ陸軍B「んなわけあるかい! 少将殿はコンパクトで赤ん坊に変身したに決まっているだろう」
……このような激論のためにGELB隊への支援要請が遅れたことは歴史の暗部に葬られた事実である。
ベルカ陸軍A&B「んなわけあるかい! (べしっ)」